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2022.02.19
いわゆるガジェットの情報サイトはインターネット上にたくさんあります。大手メディアが運営しているようなサイトから個人ブログともいえる規模まで大小さまざま、多種多様に存在しています。その中でも、私が常に情報源として見ていたのがEngadgetです。アメリカのブログメディアの日本語版というスタートでしたが、独自に進化を遂げて、著名ジャーナリストから情報に特化したライターの方々など幅広い記事がたくさん掲載されているということで魅力あるサイトでした。
メーカーとしての立場ということよりも、デジタルガジェット好きの1読者として、毎日の記事に触れるのが楽しみでした。そこから未来を感じたり、買って試してみようと思ったり、自分自身の情報を常に最新にしておくためのソースのひとつでした。
そんなEngadget日本語版が2022年3月31日をもって更新を終了し、5月1日でサイトを閉鎖するという驚きのニュースが流れてきました。近年は親会社の名前がどんどん変わっていったりと、いろいろと事情があったにせよ、どこかのメディアに引き継いで欲しかったところです。
なお、2022年5月1日をもちまして、両サイトを閉鎖し、以降は、米国版のTechCrunchとEngadgetにリダイレクトされることになります。
これが結構もったいないところで、過去15年以上に渡る記事がすべて見られなくなってしまうことが予想されます。過去のたくさんの出来事や、新製品のニュースが網羅されていたサイト自体がなくなるのは日本のガジェット界においても大きな損失となります。
親会社のブランド戦略もあるので、残しておくというわけにいかないという判断があるのかもしれませんし、サーバー代などの維持費がかかるのが膨大なのかもしれません。でも、これだけのメディアをいきなり閉鎖、しかも見られなくなってしまうのは本当にもったいないことです。
つい先日、記事を掲載させていただいた私の渾身の内容も、おそらく5月1日以降は読めなくなってしまうと思います。私などはたった1つの記事ですが、たくさん記事を書かれていたライターの方々はとても悲しい結末になってしまったのではないでしょうか。
これから、どのようなメディアがEngadegetの後釜となっていくのか分かりません。今はただ、Engadgetを支えてくれた編集部やライターの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。
★
メーカーとしてもいろいろと記事を掲載していただいたり、先日もぴんくがデビューしたばかりだったのに残念です。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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